【WWDC 2025】 超遅刻レビュー

Apple

出典:Apple公式サイトより

画面の中からこんにちは。

今回はWWDC2025で発表された内容をてきとーにまとめつつ、今年の発表内容に隠されたAppleの心理を盛大に遅刻しつつ推測していこうかなと思います。

(WWDC 2025発表日:6/10)←知らねぇよ(投稿日:6/18)

筆者の視点で正直に書いてますが、別に記事に登場する企業を批判しているわけではないのであしからず。それと、書くときに十分下調べをしてから書いてはいるけど、記事の内容が必ずしも正しいとは限らないのでそこんところもよろしく。

なな

画面の中からこんにちは。
Σeeker編集長の”なな”です。
編集長なんてほざいていますが、ライターは私1人しかいません。
以後お見知り置きを。
工学部専攻。日常の隙間時間にΣeekerを運営しています。

とりあえず今回の内容を簡潔にリストにすると以下。

  • AI(Apple Inteligence)の進化
  • Liquid Glassデザインへ変更
  • フェデリギはF1レーサーに

AI(Apple Inteligence)の進化

まずはAIの進化について。といっても簡単にいうと対応言語が増えたのAndroidっぽいことが出来ますよってだけ。ほんとそれだけ。

出典:Apple公式YouTubeより

個人的にfacetimeとか電話、あとメッセージでのリアルタイム翻訳は便利そうだなって思った。

これにより言語の壁が取り除かれた感じもあるけど、実用的な範囲は限られるのかなといった感じ。というのもあくまで予想でしかないけど、静かな室内では使えても、環境音の大きい室外ではあまり使い物にならないんじゃないかなと思う。

人間の脳は聞きたい情報だけに集中することができる。これによってたとえ居酒屋とかファミレスとかで隣の席が馬鹿騒ぎしてても、自分が会話している相手の声は聞き取れるというわけ。ただしiPhoneは所詮機械。事情が違う。というのも残念ながら機械は音を判別できないのである。

人間は脳内で今必要だと考えている情報以外をそのまま流す、つまり右耳から入って左耳から出てくみたいな高度なフィルターをかけられるわけだけど、機械はその場の音声を全て拾ってしまう。もし仮に工事とかしてて環境音が大きかったら、話し声はかき消されてしまうし、居酒屋とかだと他の人の声が混じってしまって、AIが言葉を誤認識する確率も増えるってわけ。最近はAI文字起こしで話者の識別とかもできるけど、まだまだ完璧じゃない。

それに翻訳は完璧じゃない。英語に限らず外国語を勉強して、ある程度理解している人には分かるかもしれないけど、翻訳というのは意外と難しい。どの表現を使うのか、という問題もあるし、相手によっても表現を変えなければいけない場合が沢山ある。例えば目上の人に対しては敬語を使うとか、相手の性別によって変えるとか。

まぁそこら辺はAIリアルタイム翻訳がある程度普及して、使う人の理解が深まればある程度は問題ないのかもしれない。リアルタイム翻訳ってこんなもんだよねぇ、みたいな。

ただビジネスの世界ではそんなもの使ってやり取りをするのは愚の骨頂だと個人的には思うし、翻訳家を雇う金も無いような企業とは誰も取引したがるのか?いや、したがらない。(反語)

そんなわけでここは進化に期待。筆者は引き続き外国語の勉強を頑張ろうと思う。

ただApple Inteligenceのいいところとして、ローカルでの処理ってのがある。これはプライバシーを重視する人にとっては朗報なんじゃないかな。

Liquid Glassデザインへの変更

お次はデザイン変更について。
Appleは今回現行OSの全てのデザインを変更することにしたっぽい。その名もLiquid Glass(リキッドガラス)

出典:Apple公式YouTubeより


まぁ詳しいことは後々書くとして、基本的なデザインとしては名前の通りガラス調のデザインにするっぽい。

なぜデザイン一新?

ここで気になるのはなぜこのタイミングでデザインを大幅に一新したのかということ。

今回の記事のメインテーマはこれ。筆者の推測ではあるが、Appleの心理を紐解いていきたい。
Appleは硬い表現なのでこの記事では分かりやすく”りんごちゃん”とする。

よろしく”りんごちゃん”

りんごちゃんは今アイデンティティを失いつつある

今回のデザイン変更の心理を推測すると、流れとしてはざっとこんな感じだろうか。

Apple Inteligenceの遅れが影響

  • iPadOSがmacOSライクに←これは禁忌?

iPhone新モデルへの事前準備(Air,Fold)

マンネリ脱却、ハードウェアの遅れ

中華企業がOSを真似しすぎ

Apple Inteligenceの開発遅れ

これは誰もが感じていることなんじゃないかなと思う。というのもいくらりんごちゃんが新技術の導入に慎重とはいえ、Transformer型AIの発展をあまり予想できず、開発もあまり進めていなかったことが今の開発遅延に繋がっているのではないかと思う。

第二の原因はSiri。尻じゃないSiri。スィィリィ。否、スゥィィィリィィ。

出典:Apple公式サイトより

どうやらりんごちゃんはApple InteligenceをSiriと統合することを目指しているらしく、それのせいで開発に遅延が生じてるっぽい。ただしこれは仕方ないこととも言える。競合のGoogleはGoogleアシスタントをGeminiに切り替えた。

りんごちゃんがやろうとしてるのはGoogleアシスタントとGeminiの統合みたいな話。それぞれ単体の開発は上手くいっても、統合するとなると話は別。先行例が無さすぎて開発に難航ってのが今りんごちゃんに起きてる事態だと思われる。

もっと簡単に言うと、Googleはガラケーをスマホに置き換えたのに対して、りんごちゃんはガラケーとスマホを統合して新しい何かを生み出そうとしてる。無理ゲー。筆者ならストレスでキーボードクラッシャー並みに台パンする。


りんご上司
りんご上司

進捗どう?

りんご社員
りんご社員
スマホ君
スマホ君

ブー(バイブ)

りんご社員
りんご社員

まぁこんな感じで開発が思うように進まず、それを誤魔化すためにデザイン変更したってわけ。この理由が多分70%くらいなんじゃないかなと筆者は考えている。

りんごちゃんは禁忌を犯した?

今回の発表で多分1番注目されてるところだと思うんだけど、iPadOSがmacOSみたいになった。
焦りが重なってついに禁忌を犯してしまった感が強い。というのも一見便利そうに見えて、これには問題点がある。

iPadにキーボードを足したらただの対応ソフトが少ないmacbookになってしまう。いくら対応ソフトが少ないとはいえ、筆者みたいに文章を書くくらいなら余裕でできる。つまりmacの強みがこれによって1つ減ってしまったとも言えるのだ。

ただし一概にも禁忌を犯したとは言えない点も存在する。
りんごちゃんの公式ページを見てもらえれば分かるのだが、macのところにカーソルを持っていくと、かつてはそこにあったはずのmacbook(無印)がない。

そう、実は何年も最新モデルが出ていないのである。つまり何が言いたいかというと、この無印macbookの枠を埋めるためにあえてmacOS風にした、という考え方もできるのはないか、ということ。もしそうだとしたら賢い。

iPhone新モデルへの事前準備(Air,Fold)

次に考えられるのが新モデルへの事前準備。新モデルといっても次のiPhone17,17Proのことではなく、最近よくリークに出てくる薄型モデルのiPhone Air,折り畳みモデルのiPhone Foldのこと。

これらのモデル、特にiPhone FoldのUIを設計する中で従来のデザインだとどうしても不恰好になるところがあって、それに対応させるために変更したんじゃないかな、という説。

ただ正直この線は薄いのかな、と筆者も書きながら思ってる。
ということでこの話はここで終わり。

これはキマリ(FF10)

出典:FF10,SQUARE ENIX

マンネリ脱却とハードウェア遅れの誤魔化し

3個目はこれ。といっても2つあるけど。
まずはマンネリの話から。というのもりんごちゃんは今のOSデザインを長いこと使ってる。

iOS18ではコントロールセンターを変えたり、それ以外にもちょくちょくマイナーチェンジはしてきたけど、基本設計はiOS7の頃から変わってない。iOS7は2013年から。ということはもうかれこれ10年以上同じデザイン設計を使っていることになる。

つまりここらでデザインを変更してマンネリを脱却したいというわけ。簡単に言うとマンネリ気味だったのを学生コスをして旦那を興奮さs

…続いてはハードウェアの遅れを誤魔化しているという説。
なのだが、正直りんごちゃんはやればできるだけで一気にやらず、あえてハードウェアの進化を小出しにすることで毎年新作へのネタ切れ防止に備えているだけな気がする。

だって、りんごちゃんほどのビッグテック企業ならカメラに1インチセンサーを積んだり、全モデル画面を120Hzにしたり、独自規格で100W充電できるようにしたり、画面内指紋認証(TouchID)をFaceIDと共存させたりできるはずである。現に中華企業が毎年それらを備えたスマホを安価で出して来てるのだから、できないわけない。

書いてる途中に私は一体何を当たり前のことを書いてるんだという気分になってきた。
ということでこの話もここで終わり。

これはキマr(ry

出典:FF10,SQUARE ENIX

中華企業がOSを真似しすぎ

最後。これも正直影響してるのではといった感じ。
というか最近の中華端末はiOSを真似しすぎ。どのOSもiOSに近づけるせいで似たりよったりになってきた。分かりやすいのがDynamic Islandとかね。まぁ実際は本物より使いやすい。

流れてくるリークとか見てると次はiOS18のコントロールセンターのデザインを真似するっぽい。
近年はAndroid勢がみんなiOSを目指すのに対して、iOSはAndroidを目指そうとしている。(昔からそうだったかもしれないけど)スマホという製品が成熟しきってしまったが故のネタ切れ感が両陣営ハンパない。

スマホは第三世代へ

第一世代はホームボタン式のiPhone
第二世代はiPhoneX以降のiPhone
第三世代はiPhone16以降のiPhone

第一世代はSE4(iPhone16e)が発表されたことで終了した。
第二世代はSEシリーズで今後もしばらく生き残るだろうけど、あと何年持つかな。
第三世代をあえて16以降にしたのには理由があって、それはAIの統合という意味を含んでいるから。15Proは対応しているけど無印モデルの15は対応していない。16(15Pro)とか書くのだるいんで16以降とした。

正直筆者的にはスマホは第二世代、iPhoneXSで完成したと思っている。(iPhoneXは初期モデル 故にバグが多かった)最新のaututuスコアは70~80万点くらい。Androidのミドル帯はだいたいこの辺りの性能を毎年出し続けてる。つまり快適に実用できるライン。

もちろんiPhoneとAndroidのスコアは簡単に比べられるものではない。
だが極端な話、2025年の今、iPhoneXSを会社から社用携帯として支給されても普通に使える。カメラも最新機種と比べたらお世辞にも綺麗とは言えないが、普通に使えるレベルではある。

バッテリー持ちは7年落ちの機種だしSoCのプロセスルールも相まって一概に比較はできないけど、今でも使っている人が多いであろうiPhoneSE2,3とかよりは持ちは良いだろうし、悪くてもとんとんくらいじゃないかな、というのが1年前に所持してたときの感想。待機電力が以外にもSEシリーズと比べて優秀だった覚えがある。

つまりはそういうことである。ちなみにこの章では漢数字のほうがカッコいいと思ったので世代表記はすべて漢数字にした。

フェデリギはF1レーサーに

Appleの上級副社長がF1レーサーに!?!?!?!??!?!??!?!?!?おっひょ~~~~~~~~~~~WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW

出典:Apple公式YouTubeより

↑見守るティム・クック

出典:Apple公式YouTubeより

↑それに応えるクレイグ・フェデリギ

出典:Apple公式YouTubeより

以上。

まとめ:Appleは地味に焦ってるかも

そんなわけでWWDCの発表からかなり遅くなってしまったが、以上が個人的所感のすべてである。

筆者はプロのライターではないし、執筆経験があるわけでもなく、好きなように書いてるので説明がまわりくどかったり、理解しづらい部分もあったと思うがここまで読んでくれたことに感謝する。筆者的には透明のガラスデザインはスタイルが良くて好きだけど、デザイン一新による消費電力の増加が懸念点として残る。

そもそもiPhoneはバッテリーが少なすぎる。待機消費電力は少ないけど使えば普通にガンガン減ってく。

まぁとりあえず進化に期待。以上。

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